キャストより
  愛をこめて♪♪VOL.4




皆さーーん!♪今日も元気にコンニチワ〜♪♪
劇団あかぺら倶楽部でーーす!!

出演者からのポップなコメントを
お届けするこのコーナーも、
いよいよ今回をもって、最終回となりました!!

最後を飾るのはこの2人!!
誰もが知っているあかぺらの代表、ご存知・高木渉と、
自他共に認める彼の愛妻(?)大西健晴が登場♪♪

今回の作品は
『嘘』というのが
大きなキーポイントとなっていることから、
テーマはズバリ!
「今までついたあんな嘘♪
つかれてしまったこんな嘘♪」

ですっっ!!
嘘にまつわるさまざまなエピソードを
対談形式で語ってもらいました★★



大西 健晴
(おおにし  たけはる)

スタンリー・ガードナー
高木  渉
(たかぎ  わたる)


ジョン・スミス

司会者:「・・・ということで、キャストより愛をこめても今回で最後となりました!ラストを飾るのは
      渉さんと大西さんの夫婦対談でーーす!」

大西:「どうも〜!こんにちわ〜〜!」

司会者:「今日は嘘について語ってもらおうかなぁと・・・」


大西:「DLOW2!DLOW4!!」

高木:「それはUNO!!」

大西:「俺は何にも出来ない奴なんだよっっーーー!!これは無能!!」

高木:「自分でつっこんでるよ、この人(笑)」

司会者:「それで嘘は・・・・」

高木:「僕は生まれてこの方、一度も嘘をついたことがありませんっ!!」

司会者:「ええっっーーーーーー!?」

大西:「・・・それが嘘だな。」

高木:「違うよ!これは嘘じゃないよっ!! これはホラなのっっ!!」

大西:「あっ、ホラね。嘘とホラは違うのね。」

高木:「そうそう、違うの。嘘とホラは!」

司会者:「どう違うんですか??」

高木:「嘘っていうのはさ、相手を余計心配させたり、嫌な気持ちにさせちゃうんだよ。そういうのはよくない
    じゃない?でもホラっていうのはほら・・・ホラっていうのはほら・・・??これ、ルビふっといて!
    ホラッテイウノハホラ!!
    人を楽しくさせたり、緊張を緩和させたりする。言ってみれば、プラス方面に働く嘘ですね。」

大西:「それは・・・どうだろう??」

高木:「いいじゃん!ホラはっっ!!人をなごませて!!例えば、(堀内)賢雄さんがつくようなホラ!
    なごみますよ〜!」

司会者:「では逆に嘘をつかれた思い出とかってあります??」

大西:「う〜ん・・嘘をつかれた思い出ねぇ〜・・・
    嘘だったのか今となっては分からないけど、昔付き合ってた女の人に、実は婚約者がいた、
    ってことがあったねぇぇ〜〜(遠い目)」

高木:「ええっっーー!?嘘?本当!!??」

大西:「すっごい昔だけどね。
    まぁ、どうやら一時(彼女とその婚約者は)別れてたらしいんだけど。」

高木:「でもそれはきっと、大西の愛を離したくなかったんだろうね。ギリギリのとこでついた嘘だよ。」

大西:「そうかもしれないね。でも俺一人が盛り上がってたのかもしれないし。」

高木:「くくっっ〜〜、悲しいね〜(>_<)


司会者:「渉さんはあります?嘘をつかれた思い出」

高木:「僕ですか?
    ・・・俺ってさ、騙されやすいタイプでさ、ボケとツッコミだったら、ツッコミって出来ないんだよ。
    へぇーって信じちゃって(笑) だから、もしかしたら嘘をつかれても、それに気づかず信じちゃうタイプ
    なのかも。でも嘘ってさ、本当にばれたらいけない嘘は絶対途中でばれたらダメだよね。もし途中で
    ばれて、その(嘘をついた)年月が長ければ長い程、バレた時の代償がすっごく大きくなると思う。
    だから、嘘をつくのであれば、死ぬまでつき通す方が、俺は好きだな。」


大西:「そうね、それについてもいい嘘っていうのも確かにあるよね。お医者さんとかそうだけど。
    それだって、絶対に(相手に)嘘だって思わせちゃいけない。・・・難しいとこだね・・・」

高木:「うん、そう。だから僕はやっぱりホラが好き!」


大西:「お母さん、ごめんなさい・・・。嘘、ついてるかもしれない。でも、僕は元気です・・・」

司会者:「お二人はどうですか、二重生活は?憧れたりします??」

大西:「絶対無理!体もたないよぉ〜!」

高木:「現実じゃありえないよ!この物語は!!言ってみればレイ・クーニーの世界だよね。人が困っている
    のを笑ってしまえ!っていう。笑劇でもあり、悲劇でもある。」

大西:「悲劇って言っても、自分の好き勝手にやってる(高木演じる)ジョンはいいけどさぁ〜。
    巻き込まれる方は・・・」

大西・高木:「可愛そうだよね〜〜〜!!」

高木:「俺、ジョンやりながら、ひどい奴だなぁ〜って思う。だって自分が苦しくなったら、全部(大西演じる)
     スタンリーにおまかせだもん!!」

大西:「何とかしてあげたい!っていう、人の善意にのってるよね、完全に!!」

高木:「まぁそれも、両方(の妻)とも愛してる故なんだけどね★★」

大西:「実際には(このお芝居のようなシチューションでの)ハッピーエンドは難しいと思う。死ぬまで隠し通
    せたとしても、死んでから悲劇が起こったりしてね。妻同士が集まって、分かっちゃったり。」

高木:「現実的だな(笑)」

大西:「一夫多妻制とかがある国はまた別なんだろうけど。」

高木:「一夫多妻制!あれってどうなんだろうね〜。やっぱり、似たようなタイプばかりが集まっちゃうのか
    な?」

大西:「いや、きっと最初は同じでも、だんだん違うカラーになっていくんじゃないかな?
    人間って飽きるって言うしね。」

高木:「そうね。」

大西:「でも慣れるとも言うんだよね。」

高木:「そうだね。人間だから確かに飽きることもある。でもその分2人の『歴史』が出来て、また違う
    『絆』ってやつが 生まれるんだよ。」

大西:「うんうん、『絆』ね。」

高木:「それはさ、何ものにも代えがたいものになっていくんだよね・・・・」

大西:「・・・その辺は俺にはよく分からないんだけど・・・。まぁ、そうなんでしょう(笑)
     何か今日は格式があるなぁ〜〜〜」

司会者:「ではではイイ感じでまとまったところで、最後にHPを見ている方々へ、メッセージを
      お願いします!」

高木:「以前も言いましたが、今回の『二兎物語 Run for Your Wife 』は、次回公演『ネットで捕まって 
    Caught in the Net』の前編って意味もあるし、もちろん今回は今回で楽しめる作品になっています!
    (ストーリーとしては)コテコテで、レイ・クーニーの世界があまり好きではない方もいるかも
     しれませんが、でもまぁ、ジタバタしている様を観て楽しんでいただけたらなぁ・・・と。」

大西:「シチュエーションを楽しんでもらいたいね。肩肘はらずに観て、笑って、それで元気になってもらえ
    たら嬉しいよね。」

高木:「そうだね。とにかく観に来てくださったお客様に、楽しんでもらえたらいいなぁって思う。」

大西:「体はボロボロですが・・・(涙)」

高木:「ご来場心よりお待ちしております!!劇場でお会いしましょう!!」

大西:「お会いしましょう!!」

司会者:「ありがとうございました♪♪」